お花見ハイクの予定が... [山女子日記]
4月6日、中村屋を4世代にわたり見守り続けてきた中村小三山さんがお亡くなりになりました。94歳。
お幸せな歌舞伎人生だったと思います。寂しいけど大往生ですもの。ご冥福をお祈りします。
さて先週のこと、ダンナが花見をしたいというので、お花見をかねたハイキングに行くことになりました。
花見なんて普通に生活してたら、毎日できるじゃない？って思うんですけどね。
選んだ場所は、長瀞の近くにある「美の山公園」。
車の中で「美の山公園は、奈良の吉野山の千本桜を目指してるんだって」というダンナの言葉に、一瞬んっ？と思いましたが、道の駅みなのに車を停めて、いざ出発。
午前中は雨予報でしたが、駐車場に着く頃にはなんとか雨も止み、曇り空ながら、なんとかハイキングはできそうです。
道の駅近くのソメイヨシノは、ちょうど見頃を迎えていました。
ゆるかなな登りが延々と続きますが、登りやすく、快適な有酸素運動ができるコースです。
土の下から湧き出るエネルギーをもらい、元気になっていくのがわかります。
枯草の中からは、たくさんの新しい命が顔をのぞかせていました。
そして山頂。じゃーん。
そうなんです。吉野の桜と聞いたときに、「それって山桜のことと違うの？ちゅうことは、まだ咲いてないかも。」という考えがよぎったんですよね。
はい。そのとおりでした。見頃はおそらく、今週末から来週くらいでしょうか？
うちのダンナ、つめが甘いんだよね～。ぷぷぷ～
気を取り直して、びゅんびゅん冷たい風が吹く中、温かいシチューを頂いて、ほっと一息です。
ランチ後、さっさと下山し、長瀞に行き、気を取り直して、お花見のやり直しです。
きれいな桜並木を見て、ダンナも満足したようで、今年のお花見を終えました。
残念ながら、長瀞の桜並木は病んでる木がたくさんありました。
無理して「咲かされてるな」という感じの木です。
同じ老木でも、ただ時間の経過とともに年老いていった木と、人間の手で剪定され、足もとはコンクリートで固められながら無理やり生かされている木とは、エネルギーが全然違いますよね。
病んでいる木には、あまり近づかないようにしましょうね。
中村小三山さん、良い人生を歩かれましたね。
私もご冥福をお祈りいたします。
けいちゃんはよく歩かれますね。感心！
散歩道のスミレ、かわいいです。
山頂は桜咲いてなかったのは残念ですが
良い有酸素運動なさいましたね。
by rabbitjump (2015-04-07 16:52)
rabbitjump さん
小三山さん、いつも脇役なのに、主役を食ってしまうくらい華と人気にある方でした。今頃、17代、18代勘三郎さんとお会いしているのかもしれません。
お天気が良くて山頂の桜が満開だったら言うことなしでしたが、
人が少なく、犬連れにはちょうどよかったです。
ほんと、久々に良い運動ができました。
by けいまま (2015-04-08 08:46)
小山三さんは、もう 亡くなったりしない様な気がしていました。
代替わりした平成中村座の開幕を見届け、逝ったのですね。
山桜、清楚で好きです。
男の人は、詰めの甘いくらいがいいかもョ。
あんまり隙なくキメの細かいのもネ(^_-)
by mayumi (2015-04-08 23:33)
mayumiさん
小三山さん、1月も元気で舞台に立たれていましたから、当然平成中村座でも拝見できるだろうと思っていたし、勘九郎さんが勘三郎さんになっても、いらっしゃると思っていました。
喪主が勘九郎さんと七之助さんというのも、中村屋とのつながりの強さを感じますよね。
山桜、私も大好きです。吉野山の千本桜をまた見たいと思ってるんですけど、関東からじゃ遠いんですよね。
実家からだとあっという間だけど、GWには終わっちゃってるし。
あまり細かい男の人は...って思うけど、もうちょっと細かくなってほしいもんですよ。ほんと。。。
by けいまま (2015-04-09 14:21)